■ 名称 : ADOX CHS 25
■ サイズ : 35mm
■ 感度 : ISO 25
■ 撮影枚数 : 36枚撮り
■ 合計 : 5本
■ 製造国 : クロアチア製
■ 期限 : 2012年9月
【特長】
これらのフィルムは、1950年代に導入された古いADOX製法に準じて、いまだに製造されている古典的な乳剤です。
ADOX CHSのフィルムを使用すれば、50〜60年代の世界の一つをあなたは体験できます。
それは非常によい色調範囲、色の分離を持っており、現代のフィルムとは異なる階調があります。
ADOX CHSフィルムは、独自の感覚と表情を持ちます。
特に写真が青空に支配されている場合は、異なる深さと表情のイメージを与えるより現代的なフィルムに比べて、
このフィルムの空の領域は非常に良い濃いグレーを作り出します。
このフィルムは、非常に高い銀の含有量があるため、豊かなグレースケールと白と黒の間に多くの異なる色調を
作り出します。ADOXフィルムで撮影した写真は、プリントで真に迫ります。
もしADOX APH 09のようなシャープな作用をする現像液で現像したとき、
フィルムは目に見える輪郭効果と非常に高い正確さとディテールの深さになります。
低拡散単層テクノロジーのフィルムであるため、光が異なる層を浸透するとき拡散される現代的な多層フィルム
に比べてかなりシャープです。
CHSは、一層でコーティングされ、異なるサイズが混合している古典的な立方体粒子で作られている乳剤を意味し、
キュービック クリスタル・ヘテロ ディスパーズ・シングル レイヤー(Cubiccrystal Heterodisperse Single-Layer)の略です。
感度25のフィルムは、低感度フィルムの古典的な作用を持つ最高の微粒子フィルムです。
例えばフィルムが露光アンダーや相反則効果に対して寛大ですが、
大量の光から遮蔽できないため露光オーバーに対処できないことを意味します。
また、露光許容範囲は高感度フィルムのものほど高くはないです。
初心者のために、ADOX CHS 50またはCHS 100をお勧めします。
CHS 50は、ほぼCHS 25のような微粒子を持つにもかかわらず、ほとんどCHS 100の柔軟性を持っています。
これは、ADOX CHS 50が50の範囲を超えた好ましいフィルムになります。
それは特定の現像液でほぼ同じ実効速度にもかかわらず、現代的なISO 100フィルムより細かい微粒子と
優れた階調を持っています。
CHS 100は、この古いテクノロジーに基づいて作られた最高速度のフィルムです。
1950年代には「ハイ・スピード・フィルム」と呼ばれていました。
最速のフィルムであることは、広い露光ラチチュードとコントラスト範囲がありますが、
同時にADOXファミリーに無いような最大のフィルム粒子を現像できます。
特にこのフィルムでは、ロジナールまたはAPH09よりはるかに小さい粒子が得られるので、
ADOX ATM49 現像液を使用したくなるかもしれません。
もしあなたがADOX CHS100でパイロ現像液を使用する場合は、現代的なフィルムに比べて、
もう一段階のゾーンが広がることを再現することができます。
すべてのロールフィルム(120フィルム)は、光の保護と防塵のため、黒いプラスチック容器で供給されています。
光の侵入を避けるために、光の保護と防塵のための黒いプラスチック容器にロールフィルムを元に戻します。
CHSの種類のためのフィルムを処理するときは、常に20℃でトレイの中を一定に保つことです。
昔ながらのフィルムは、処理に失敗したとき、粒子が縮まるような効果が表れます。
多くの現代のフィルムは、粒子が縮まりにくいです。
現像筋(スクラッチ)を避けるために、均一に保護膜を溶解するためにシート・フィルムは、予備水洗します。
現像中の濡れている乳剤は、細心の注意をもって扱ってください。
それは、現代のフィルムの乳剤よりも柔らかいです。
もし硬膜浴を追加する必要がある場合、(1リットルの水に硬膜剤5mlを希釈して、
停止浴/定着浴のどちらかに硬膜剤を入れます)トレイの中に入れる前にシート・フィルムを前硬膜化します。
事前に硬膜化した後に、あなたの現像時間を再調整してください。
【処理】
120とシート・フィルムは、現像筋(スクラッチ)防止と均等に保護膜を溶解するために、事前に前水浴をしてください。
1)ほとんどどんな白黒現像液で現像することができます。
2)強力な停止浴は使用しないで、水だけで停止できます。
3)どんなの定着液で定着できます。
4)20℃の流水で、30分間水洗します。
これら古典的フィルムは、20℃の標準処理温度を超えてはいけません。
22℃以上の乳剤はスクラッチに非常に感じやすくなり、25℃以上の乳剤は剥がれてしまいます。
【ご注意】
ISO感度や撮影枚数の情報を伝える接点である『DXコード』には未対応です。
オートカメラで使用される場合には、手動にて感度設定をISO(ASA) 25に合わせて下さい。
*参考現像時間*
Kodak D-76 原液 20度 6分
Kodak D-76 1:1 20度 8-9分
Ilford ID-11 原液 20度 6分
Ilford ID-11 1:1 20度 8-9分
Ilford Microphen 原液 20度 5分
Agfa Rodinal 1:25 20度 4分
Agfa Rodinal 1:50 20度 8分
Agfa Rodinal 1:100 20度 11-12分
Kodak T-MAX 1:4 20度 4-5分
Kodak T-MAX RS 原液 20度 5分
多少箱の角折れがある場合がございますのでご了承ください。
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