■ 名称 ： Rollei ATO 2.1 Supergraphic
■ サイズ ： 35mm
■ 感度 ： ISO 25
■ 撮影枚数 ： 36枚撮り
■ 合計 ： 5本
■ 感色性 ： オルソクロマチック
■ 製造国 ： EC製
■ 期限 ： 2012年8月　※期限切れ


【特長】
『ローライ アドバンスド テクニカル オルソ スーパーグラフィック 2.1』は、
ISO 25の低感度の純粋なリスフィルムであるオルソクロマチック白黒フィルムです。
極めて微粒子、優れた色調とコントロール可能なコントラスト特性をもちます。
乳剤は、長期の寸法安定性に優れた透明な合成の100ミクロン ポリエステルベースに塗布されています。

グラフィック・ビジネスの人々からこれらのタイプのフィルムは、「リス・フィルム」として呼ばれています。
通常リス・フィルムは、図面や文章の複製のために使用されています。
従って、ローライRHCのようなドキュメント現像液に適しています。ハイ・コントラスト現像液で、1:4希釈 5分です。
絵画的写真としてローライATO2.1を使用したい場合は、グラデーション・カーブを屈曲する効果があるため、
ローライRLC現像液の使用をお勧めします。


【オルソクロマチックの感色性、高いグラデーション、透明なPETベース、100ミクロン、均一な品質ですべて組み合わさるリスフィルム】
・低い感度のオルソクロマチック白黒フィルム
・分光感度 380〜610nm
・特別なコーティングでカメラの給装性能が改善
・日中光や人工光源でも規制無く使用できます。
・高い裂けにくさのポリエステル・ベースと500年の安定した保管
・現像に応じて、330ライン/mmの非常に良い解像度
・優れた品質によるネガのベースとして非常に微粒子と高いシャープさ
・特にスキャナでのデジタル用途に適しています。


【感光度】
オルソのため工業標準がありません。およそISO感度15〜25の想定です。


【科学技術的な用途】
フォント・ダッシュの複製、白黒とブルースライド、グラフィックな行程


【現像】
赤ランプの下で処理可能です。
現像液またはドキュメントによるリス現像でのグレー色に対しての階調を減らさない純粋な白黒です。
何度もテストしての実際的な経験では、とても伝統的な印画紙現像液で強力に反応します。
濃度へのアプローチとして、例えば、1:3 や 1:4希釈で、およそ5分まで現像します。

このフィルムについて特別なことは、異なる現像液で個々に取り扱うことができます。
ロー・コントラスト現像液（例えば、ROLLEI RLC現像液 1:4希釈 または、コダック テクニドール現像液）
を使用した場合は、より高いコントラストになりますが、ほとんどイメージ通りに達します。
それは特にドラマチックな絵画写真を目指すフォトグラファーに人気があります。
険しいグラデーションの代替現像液は、ROLLEI RHS 1:7希釈や、コダック エクストール現像液で類似した効果が得られるでしょう。

しかし通常は、リスまたはドキュメントまたは特別なリスフィルム現像液を使われなければなりません。
それから、ノーマルなオルソフィルムより、かなり急なグラデーションを得るには、
ローライ RHC ハイコントラスト現像液 1:4希釈 や、ローライ スーパーリス現像液 1:4希釈を推薦します。

すべてこれらの現像液の最初の試みとして、初めは5分の現像時間で、20℃の標準的な希釈で作らなければなりません。
コダック エクストールやコダック テクニドール現像液のような他の現像開始時間は、5分を推奨され、20℃の標準的な希釈で
作らなければなりません。その後、個々の要求によって加減して調整しなければなりません。


【ご注意】
・フィルムケースから出す際やカメラへの装填は、直射日光下では無く日陰で行ってください。
・ISO感度や撮影枚数の情報を伝える接点である『DXコード』には未対応です。
　オートカメラで使用される場合には、手動にて感度設定をISO(ASA) 25に合わせて下さい。


＊参考現像時間＊

Agfa Rodinal 1:300 20℃ 12分 (ISO1で撮影)
Kodak X-Tol　1:4　 20℃ 5分
Rollei High Contrast (RHC) 1:9 20℃ 5.5分
Rollei High Contrast (RHC) 1:15 20℃　8分
Rollei High Speed (RHS) 1:7 20℃ 5.5分
Rollei High Speed (RHS) 1:9 20℃ 　7分
Rollei High Speed (RHS) 1:15 20℃　8分